一あるいはいかにして少年は難しい顔をするようになったか一
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ミハイル・シュミアキン
評価:
Michel Chemiakin
Mosaic Pr
¥ 39,810
(1986-11-27)
上の画集は約4万円もするみたいですね、学校の図書室にあるようなの。ぼくは廉価版っぽい薄いやつを550円で買いました。ブックオフってけっこう画集が安いんです。

* * *

「運命の様々な選択のなかで、ミハイル・シュミアキンは常にもっとも難しいものを選んできた。だから私は彼が好きだ」と、ラファエル氏はことばを添えている。それはイタリアの至宝R・バッジョがかつてピッチのなかで目くるめく華やかなプレーを生み出したのと同じ意味において、芸術家にとってもっとも重要な資質であるようにぼくは思う。極めて限界に近いそのラインを一瞬フワリと超越するとき、ファンタジィは現世に舞い降りるのだ。

ミハイル・シュミアキンは第二次大戦下の旧ソ連に生まれた。その後ドイツ・ケーニヒスベルクに渡り、ドイツ兵の頭蓋骨やミイラ化したロシア兵の転がる道を歩いて育ったという。シュミアキンの絵画から感じられる混沌とグロテスクは、幼少時に体験した戦禍の凄惨なイメージに由来している。ことに彼が敬愛するレンブラントを題材にした一連のパステル画は、視覚を刺激する鮮烈な色彩使いでありながら、陰惨さと肉感に満ちた異様な作品群だ。強迫観念に苛まれる精神病患者の頭のなかを覗いているようで、正直に言ってしまえばかなり気持ち悪い。

ぼくがとても面白いなと思ったのは、帝政ロシア・サンクトペテルブルグの風俗を描いたシュールレアリスム思想全開の作品群です。クレヨン画のようにいくぶん柔らかなタッチで描かれていて、レンブラントのパステル画にあったような切迫感はさほどなく、画中の人びとの表情も和やかです。しかし使い古されて角化したようなザラザラ感が表面を覆っていて、メルヘンのなかにある暴虐性を漂わせている。「本当は怖いグリム童話」みたいな感じでしょうか。ゆるやかな雰囲気と抽象的な構図が鑑賞者に様々なイメージを想起させてくれます。

ところで、シュミアキンってまだ生きているのでしょうか? 存命なら今年で64歳になられるようですが、検索しても60件くらいしかヒットしなかったので謎です。
| 美術 | 15:49 | comments(0) | trackbacks(2) |
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