一あるいはいかにして少年は難しい顔をするようになったか一
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春のめざめ・岸辺のふたり
評価:
イワン・シメリョフ,アレクサンドル・ペトロフ
スタジオジブリ
¥ 1,680
(2007-03)
渋谷のシネマ・アンジェリカで観ました。上の画像は絵本らしい。

* * *

ヘミングウェイの「老人と海」を映画化して'99年のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞したアレクサンドル・ペトロフ監督が、今度はロシアの文豪ツルゲーネフの「初恋」を題材に、油絵のような淡いタッチで色鮮やかに描き出した『春のめざめ』。ペトロフ監督によるまさに“動く油絵”というべき手法が、思春期まっ盛りな主人公アントンの暴走する妄想と見事にマッチしていて、目くるめく映像がスクリーンいっぱいに広がります。ノーマン・ロジェの壮麗な音楽も好い。

ツルゲーネフの「初恋」については、“少年が恋をした年上の女性は、実は父親の愛人だった”というくらいしか正直覚えていない。しかしこの作品は、一度観ただけで強烈なインパクトを網膜に焼きつけてくれます。独特な映像の動きに最初はちょっと酔いそうだったけれど、中盤からは圧倒されっぱなしでした。繊細なのに大げさな感じが19世紀ロシア文学にぴったりで、青春を通過した男性ならば心動かされること間違いなし。たったの27分間ですが、激しく葛藤する“初恋”の素晴らしさが凝縮されています。

予告編→『春のめざめ』

同時上映で、'00年のアカデミー賞短編アニメ賞に輝いたマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の『岸辺のふたり』も観ることができたのですが、これがまたすごくよかった。小舟に乗って去ってしまったお父さんの帰りを、雨の日も風の日も何年も何年もひたすらに待ち続ける娘のお話。歳月の流れを超越した、8分間の奇跡です。
| 映画 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(2) |
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| - | 2007/04/12 12:19 PM |
春のめざめ
三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーの記念すべき劇場公開アニメーション第1弾!19世紀末、ロシアのとある町。16才の少年・アントンは、ツルゲーネフの『初恋』を読み、女主人公・ジナイーダに夢中になる。次第に、自分自身の恋を夢見て想像を膨らませていくが…。アカデ
| DVDジャンル別リアルタイム価格情報 | 2007/04/13 1:51 AM |
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