一あるいはいかにして少年は難しい顔をするようになったか一
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ブロークンフラワーズ
評価:
ビル・マーレイ,ジム・ジャームッシュ,ジェフリー・ライト,シャロン・ストーン,フランセス・コンロイ,ジェシカ・ラング,ティルダ・スウィントン,ジュリー・デルピー
レントラックジャパン
¥ 3,860
(2006-11-24)
やっと観ました。出てくる女のひと、みんな美人だったなあ。

* * *

かつてプレイボーイとして過ごしたドンは、いまでも奔放な生活が続く独身の中年男。あるとき、ドンのもとに差出人不明の手紙が届く。そこには、彼とむかし別れた恋人との間に、19歳になる息子がいると書かれていた。親友ウィンストンの強引な計画により、ドンはむかし付き合っていた5人の女性を訪ねる旅に出るのだが…。『コーヒー&シガレッツ』に続くジム・ジャームッシュ監督最新作。それは人生の風景画。

『ダウン・バイ・ロー』や『ナイト・オン・ザ・プラネット』を食い入るように観ていた頃に比べると、なんとなくジャームッシュ熱も冷めつつあるような気がしてたんですが、やっぱり映像と音楽のかっこよさは抜群ですね。ドライヴ・ミュージックにエチオピア音楽がハマっちゃう感覚ってなに? テーマ曲でもあるHolly Golightlyの「There Is An End」も最高です。ホリー・ゴライトリーというバンド(?)の名前は、おなじみカポーティの小説『ティファニーで朝食を』のヒロインと同名。このへんもツボだったりします。

そんでもって、主演のビル・マーレイ。いやもー、あの目、あの表情。『ロスト・イン・トランスレーション』でもそうでしたが、無気力な中年紳士の役をさせたらとんでもない味を出してくれます。フレッドペリーのジャージをセットアップで着てるとこだけでもニヤついてしまう(しかも次の日は色違いになってるし)。ジャームッシュがまたうまく撮るよなあと思って。部屋にひとりソファに座って、シャンパンを注いで、マーヴィン・ゲイの曲が流れるとこなんか哀愁漂いまくり。でも一気に次の場面に進んだりしてカットの切り替えが軽やかなので、そこらへんの間合いの取り方もまたおもしろい。

でもジャームッシュ作品としては、なんだかもうひとつ物足りなさを感じてしまった。代表作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』をあまり好きになれなかったのに近い感覚かも。ちょっと落ち着きすぎているというか、もっとこうギラギラしていて欲しいというか。でもピンクの使い方とか、息子の存在とか、あれだけ思わせぶりに伏線を張っておきながら最後までシラケちゃうところは好きです。ポール・オースターの小説を縮小したような感じ。なにも解決していないけど、未来はまあ残されてるよ、と。
| 映画 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(1) |
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